相撲ファンとして2つのことを発言しておきたい。
先ず野球賭博問題をきっかけに、時津風親方が関与していることが報道されている。時津風は弟子の暴行死が起こったとき部屋を閉じるべきであった。それが閉じなかったのはなぜか。両国の時津風部屋の周囲をめぐると同一敷地内に「穐吉」という表札がある。穐吉とは双葉山の本名で、どうも彼の子孫が今だに住み、部屋を所有しているらしいのである。相撲部屋は一代限りで部屋の主がかわったら、新親方が別の場所に新築するのが常である。時津風は違う。部屋を家主から借りて「双葉山道場」の看板をかかりつけている。だから親方をかえ、「部屋」の存続に力点が置かれてしまったように見える。そこには家主の既得権が見え隠れする。暴行死からすぐに部屋を継承させたのは、そこに問題の所在があるだろう。
もう一つは茶屋の問題である。今度の委員会の指摘にないのであえてひと言。相撲の観覧券は一万円前後である。しかし、茶屋からこれを購入すると、一人4、5万円する観覧券は法外である。また、お茶屋さんは部屋の系統別になっており、出羽海系が断然多い。歌舞伎は茶屋制度を廃止した。出直しをはかるなら、不明朗な茶屋制度をなくすべきである。本当の意味のファンを増やすなら、ここにメスを入れない限り、正常化にはならない。










